
ブルーベリーは、世界に150種類以上の品種があるといわれています。大きく分類すると、自然の土地に自生している野生種(ワイルド)ブルーベリーと、野生種を品種改良した栽培ブルーベリーがあり、系や種類、品種によってさらに細かく分類されます。
北欧の代表的な野生種で、果実の直径は6~8mm。果肉が軟らかく、酸味が強いのが特徴です。ブルーベリーと節が異なるので厳密にはブルーベリーとは区別されることもありますが、生育状態や粒の大きさなど似ている部分が多いため、一般にローブッシュブルーベリーの仲間として扱われます。
ビルベリーは果肉の中まで色素が濃い品種であり、青紫色の天然色素「アントシアニン」の含有量が非常に多く、医薬品やサプリメントにエキスとして利用されています。
野生種(ワイルド)ブルーベリーとも呼ばれ、アメリカ・カナダに自生しています。いくつかの品種が日本にも出回っていますが、まだほとんど栽培されていません。
樹高は15~40cmと低いのが特徴。果実は小さいが、加工に適しているため、ジャムやソース、ドライフルーツなどのほとんどはこのローブッシュブルーベリーからつくられています。
アメリカ北東部に自生していたものを品種改良した栽培種ブルーベリーの一種で、樹高は1~2m。主に生食用として栽培され、果実が大きいのが特徴(果実の直径は1~1.7cm)。
寒冷地や高冷地でよく育ち、日本でも北海道、東北、関東、北陸などで栽培されています。 生育には、有機質の多い砂土壌で保水性のある強酸性の土壌が適しています。
栽培種ブルーベリーの一種。成熟前の果実がうさぎの目のようなピンク色になるためこう呼ばれる。果実はハイブッシュ種よりやや小ぶりで、成長は早いが、耐寒性は低く、寒冷地では凍害を受けてしまいます。
日本では関東南部から中部、中国、四国、九州で多く栽培されています。砂質土壌から粘質土壌まで、ハイブッシュ種よりも広い土壌に適応し、樹高は1.5~3m以上にもなります。

「野生種(ワイルド)ブルーベリー」は、主に北欧に自生するビルベリーとアメリカ北東部諸州からカナダ東部諸州にかけて広く自生しているブルーベリーです。
ビルベリーは目に良いアントシアニンが豊富に含まれるため、サプリメントとして利用されヨーロッパでは医薬品としても利用されています。
一方、ローブッシュブルーベリーは風味が良いのが特長で、ジャム、ジュース、菓子類、シロップ漬け、ワインなどの加工品の原料に使用されています。また、冷凍果実は海外に輸出され、日本には年間1万トン以上の輸入があり、各種加工品の原材料となっています。
栽培種ブルーベリーは、20世紀初頭、アメリカ農務省によって野生種から栽培種に改良されました。その後も品種改良を重ねることで、天候や土壌条件に対する適応力が広がり、栽培がしやすくなりました。また、病害虫に強い品種へと改良もされています。
風味が良い果実は粒が大きいので、機械での収穫に適しています。