
目に役立つ健康パワーを秘めた奇跡の果実・ブルーベリー。
小さな紫色の粒の中には、どれほどの栄養成分が隠れているのでしょうか。

食生活やライフスタイルの変化に伴い、がんや糖尿病、動脈硬化などの「生活習慣病」が増えている昨今。このような生活習慣病は、「抗酸化作用」の強い食品によって予防できることが近年の研究によって明らかにされています。そして、その抗酸化作用が多く含まれる食材として、ブルーベリーが注目を集めるようになりました。ブルーベリーに含まれるアントシアニンはポリフェノール(※)の一種で、一説ではビタミンCの約5倍もの抗酸化作用があると言われています。
※ポリフェノールとは、植物の葉・花・茎に含まれる渋み苦味成分で、ブドウの果皮やブルーベリーに含まれるアントシアニンをはじめ、緑茶に含まれるカテキンや大豆に含まれるイソフラボンもポリフェノールの一種。

ブルーベリーといえば、アントシアニン(ポリフェノール)が豊富というイメージが強いですが、実は食物繊維も豊富。もともと果実は食物繊維を多く含む食材ですが、中でも多いといわれているバナナやキウイフルーツ、イチゴと比べても、その量はNo.1。食物繊維の1日の目標摂取量は、20~25gとされていて、100gのブルーベリー果実を摂取すると、目標摂取量の13~21%が摂取できる計算に。ジャムにしたりヨーグルトに混ぜるなど、手軽に食物繊維を摂取しましょう。

ブルーベリーの果実に含まれるビタミン類は、多種類の果実と比べて量的にも特別多くはありませんが、「抗酸化ビタミン」といわれるビタミンEとビタミンCが比較的多く含まれています。ビタミンEの1日の摂取基準所要量は、成人女子で1日8mg。一般にビタミンEは植物油から摂取されますが、ブルーベリーを1日100g食べることで、ビタミンEの所要量の20~22%を満たすことができます。
また、野菜だと料理によって栄養素が失われてしまう水溶性のビタミンCも、生で食べられるブルーベリーなら、効率よく栄養を摂取できます。まさに私たちの健康に欠かせない果実と言えるでしょう。
「果物の皮をむくのが面倒」という理由から、果物をあまり好まないという人もいるようですが、その点、ブルーベリーは皮ごと食べられる果物。果芯部や種もないため、丸ごと味わえるのが魅力です。
健康を気遣う方には気になる食べ物のカロリー。まるごと食べられるブルーベリーですが、そのカロリーは100gあたりわずか約50キロカロリーとグンと低いのが特徴。とてもヘルシーで健康的な食べ物なのです。